秩父市内にある巴川(ともえがわ)オートキャンプ場は荒川の河川敷沿いにあり「川遊び」や「化石探し」など子どもが楽しめるキャンプ場です。
目の前には地層があり秩父のシンボル「武甲山(ぶこうざん)」や満天の星空を眺めることが出来るので大自然をしたい方にはオススメですよ。
ファミリーやグループが多く週末は中々予約が取れない人気のキャンプ場なのではやめに予約をしましょう。
そんな巴川オートキャンプ場の特徴はコチラ
特徴
- 川遊びが出来る
- 化石探しが楽しめる
- オートキャンプ中心のキャンプ場(バンガローも有)
- 広い区画が多い
- 秩父市内からアクセスがいい
- 大自然を満喫出来る
- ペットもOK
- 地層が目の前に広がる
オートキャンプ | バンガロー | デイキャンプ | 常設テント |
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巴川オートキャンプ場の紹介

秩父巴川オートキャンプ場は子供連れのファミリーキャンプに人気のオートキャンプ場で、子供が楽しめる「川遊び」や「釣り」「化石掘り」「巨大ブランコ」などがあり週末は家族連れで賑わいます。
オートキャンプの区画が圧倒的に多いですがバンガローやティピーサイト(常設テント)もあるのではじめてのキャンプをやる方でも安心できるキャンプ場です。
秩父市内から近く、コンビニは車で2分、スーパーや温泉は車で5分とアクセスがいい場所にあるのも魅力の1つです。
施設紹介
秩父巴川(ともえがわ)オートキャンプ場の施設を紹介します。
01.オートサイト

オートキャンプを出来る場所は3エリアあります。
- 川沿いの「リバーサイト」
- 区画の広い「キャラバンサイト」
- 価格の安い「オートサイト」
リバーサイト
一番オススメはリバーサイトです。川沿いにあり目の前には約1,700~1,400年前の地層が広がっています。

景色がいいので「山」「川」「地層」「青空」「星空」と秩父の大自然を味わえるエリアです。

リバーサイトは全部で32区画あり広さは120~130㎡と広く余裕を持って設営ができます。テントが2張り出来るくらいの広さです。
大型テントでも余裕なのでレイアウトを考えながら設営ができるのが楽しいですよ。
1つの区画に2組入る事も可能で追加料金は3,000円かかります。
参考までにカマボコテントとチーズタープを利用した写真がコチラです。

広く使っていますがまだまだ余裕がありました。あとテント1張り出来ると思います。
区画は川沿いに長く続くので端から端まで歩くとかなり距離があります。
小さい番号の方が管理棟やシャワーなどに行きやすいのでオススメで、番号が大きくなるとキャンプ場の奥になるので移動は大変ですが静かに過ごせると思います。

リバーサイトの注意点は2つ。
- 日陰が少ない
- 大きい石がが多い
リバーサイトは日当たりがよく木陰が少ないので夏場はタープが必須です。
また、地面は全て砂利ですが区画によって「大きな砂利」の場所と「砂のような砂利」の場所がありました。

区画番号9番を利用したのですが比較的大きめの石もありペグが刺さりにくかったです。
リバーサイトの区画は木で区切られていたり地面は芝生や土だったのですが、2019年に台風19号の被害を壊滅的な状態になりました。
復旧した現在は地面が砂利に変わったり以前と変化しましたが、壊滅的な状況の中からここまでキレイに整備されたのはすごい事だと思います。
管理人さんが来て「もっと木を植えたいね!」と言っていたので今後は少し変わるかもしれませんが2021年時点では写真の通りです。
キャラバンサイト

キャラバンサイトは区画が決まっているエリアとフリーエリアがあります。
区画が決まっているエリアは10区画あり広さは約120~150㎡と巴川オートキャンプ場の中では一番広いです。
フリーエリアはすぐ横にあるので好きな方を選ぶ事ができますよ。
キャラバンサイトは管理棟やシャワー、トイレなどにアクセスがよくキャンプ場の中心に位置しているので移動が楽です。

また地面は土でペグも刺さりやすいですよ。広く設営したい方にオススメです。
オートサイト

オートサイトは一般的なサイトで一番値段が安い場所です。区画数はリバーサイト同様32区画ありました。
見た目は「キャラバンサイト」と同じですがサイト数が多いのでキャンプ場の奥まで続きます。

オートサイトの広さは約100㎡でほとんどの区画が縦長の形でした。
100㎡はテント+タープ+車が入る大きさなのでストレスなく設営できると思います。一番狭いエリアで100㎡なので巴川オートキャンプ場の区画は広いですね。
キャンプ場によっては一番広いエリアで100㎡の場所もあります。(小さいエリアだと80㎡など)
巴川オートキャンプ場は広いのでテントを設営しやすいよ思います。
ただし大型テントを利用する方はギリギリなのでレイアウトの工夫は必要だと思います。
地面は「芝生」と「土」の2種類です。芝生が多かったですが場所によって違います。
泊まる曜日などによって変わると思いますが、区画番号が大き方が奥になり静かに過ごせると思います。管理棟やシャワーなどが遠くなりますけどね。
02.バンガロー

バンガローは10棟あり全て同じ大きさです。2~5名用の広さで中にはロフトもあります。
エアコン付きなので夏場はコテージが人気ですね。

画像:巴川オートキャンプ場
バンガロー内には電源や寝具(マットレス、シーツ、毛布、枕、枕カバー)も備え付けられています。
建物の前にバーベキューが出来るスペースがあるので椅子やテーブルなどを持参してバーベキューを楽しむ事ができますよ。
タープやバーベキューセット(テーブルや鉄板など)はレンタルも出来るので手ぶらで行っても楽しく事ができます。
03.水周り
炊事場、トイレは敷地内に数カ所ありました。管理棟に近い場所が一番キレイなのでオススメです。
炊事場

炊事場は全部で6箇所あります。管理棟近くの炊事場(調理場)が一番広くてキレイです。

他の炊事場は簡易的ですが十分使えます。

全ての炊事場でハンドソープが置いてありました。スポンジや洗剤はなかったので自分たちで持って行きましょう。
また全ての炊事場でお湯は出なかったです。
トイレ

トイレは4箇所ありキレイなので女性でも安心して利用できると思います。炊事場同様管理棟近くのトイレが一番キレイです。
ウォシュレット完備なのは嬉しいですね。


1つだけ注意点ですが真夏の夜はトイレの光に虫が集まります。
個室はまったく問題ないのですが手洗いをする場所に虫が集まる可能性もあるので気をつけましょう。(どこのキャンプ場も同じだと思いますが)
シャワー

巴川キャンプ場は24時間利用できるコインシャワーがあり6分200円で利用できます。
子供と3人で入りましたが広さはちょうど良かったです。4人だと狭いかもしれませんね。

シャワー室は4つありました。扉を開けると小さいですが脱衣場があるので荷物は濡れない場所に置いておけるので安心ですよ。
シャンプーなどはないので持参しましょう。
シャワー室には化粧台があります。電源も利用できるのでドライヤーを持参すれば使う事ができます。

中は掃除をされているので汚くはないですがキャンプ場のシャワー室なのですごいキレイな訳ではないです。
気になる方は温泉も近くにあります。車で10分位の場所に「祭りの湯」などの温泉施設があるので余裕があれば温泉へ行く事をオススメします。
04.川遊び

目の前に荒川が流れているので思いっきり川遊びを楽しむことが出来ます。荒川沿いに横長のキャンプ場なので遊べるエリアが広かったです。
川遊びをする場所にもよりますが、全体的に浅瀬が多く流れも比較的ゆるやかな場所が多いです。
水量が多い日もあるので子供と遊ぶ時は当然注意が必要ですが親がしっかり見ていれば危険は少ない場所だと思います。
川も広いので浮き輪で流れていくと気持ちいのでオススメですよ。
釣竿を持って来れば魚釣りも出来るのでチャレンジしてみても面白いと思います。
地層(対岸)の方へいくと石が落ちてくる可能性もあるらしいので対岸へ近くことは禁止されています。これだけはしっかりと守りましょう。
05.遊具

キャンプ場内には子供が遊べる「ブランコ」「滑り台」「ターザーンロープ」があります。
特にターザンロープは子供たちが並んで遊ぶ人気の遊具です。

06.化石発掘

巴川オートキャンプ場は化石探しが出来るキャンプ場としても有名です。
河川敷に貝の化石などが多く発見できるとので探してみましょう。宝探しみたいで楽しいですよ。
どのエリアで見つかるか、どんな石が化石が埋まっているのかは管理人さんに聞いてみましょう。
07.売店

管理棟に薪や炭、アイスなどが販売されています。食材などはないので近くのスーパーでしっかり買っていきましょう。
自動販売機はあるので飲み物は忘れても買う事ができます。
08.ゴミ捨て場
ごみ捨て場は管理棟の横にあります。
受付で専用のゴミ袋を200円で購入すると捨てて帰れるので楽ですよ。分別は決まっているのでチェックインするときに確認しましょう。
注意点
利用する上での注意点を紹介します。
- チェックアウトが10時とはやい
- リバーサイトはペグが刺さりにくい場所がる
- 予約は電話・FAXのみで繋がらない場合もある
- 電源は事前予約が必要
- 川の対岸は崖崩れが起こる可能性があるので危険
チェックアウトの時間が10時なのは注意が必要です。チェックイン時間もはやいので仕方ないですが朝はバタバタします。
また電源サイトはないのですが予約(追加費用1,000円)をしておけば電源を用意してくれるので電源が必要な方は事前に予約しましょう。

また、川遊びをするときは対岸へ行かないようにしましょう。崖崩れが起こる可能性があります。出来るだけ浅瀬で遊ぶことをオススメします。
施設概要
巴川オートキャンプ場の概要をまとめます。
- コインシャワー
- 電源(予約制1,000円)
- ウォッシュレット式トイレ
- 自動販売機
- 売店(薪など)
- ゴミ捨て場
- レンタル品
- 花火OK
- ペットOK
- ごみ捨て場
- お風呂
- Wi-Fi
- ランドリー
- お湯の出る炊事場
住所 | 〒369-1871
埼玉県秩父市下影森2222-4 |
電話 | 0494-26-5773 |
営業時間 | 9:00 ~ 17:00 |
Web | 巴川オートキャンプ場 |
編集長より一言
巴川オートキャンプ場は秩父市内のアクセスがいい場所にありますが山や川など自然を満喫できるキャンプ場です。
ファミリーキャンプで利用する方が多く週末は中々予約が取れないので日程は早めに予約しておくことをオススメします。
Webで見つけたのですが週末など人が多いと管理棟に屋台が出るそうです。これは一度体験してみたかったですが私が行った時は出ていなかったので次見つけたら体験してみたいですね。
化石探しや屋台など中々面白いキャンプ場なのでぜひ行ってみてくださいね。